【BBCで英語学習】Day 23 悪女?残酷?西太后について〜リスニング&アウトプットで記憶力アップに挑戦中!
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→"Cixi: China's most powerful woman"
「慈渓:中国史上最も権力をもった女性」
清朝末期に影の統治者として数十年君臨し、血なまぐさい専制君主として描かれることの多かった、西太后 慈渓(ツーシー)
彼女について、公式の文書などをもとに実際の姿を捉えなおそうと試みたのがカリフォルニア大学バークレー校教授 スー・フォン・チャン氏(Professor Sue Fawn Chung)です。
今回はその教授へのインタビュー
著書「中傷された皇帝未亡人」"The much maligned Empress Dowager"
人々が抱く西太后への悪いイメージは、当時の宮廷のゴシップや噂話、当時の記録がもとになっていますが、そのことに疑問を感じて一次資料を調べはじめたそうです。そのために中国語、満州語、日本語への理解を深めました。
西太后について批判的な記述の記録として挙がった中に、当時清朝の宮廷にいたイギリス人の歴史家が書いたものがありました。
彼らは、自国の君主であるビクトリア女王を嫌っていたことが知られていて
同じく女性で実権をにぎる西太后を快く思っていなかったということがわかりました。
西太后は満州族出身で、宮廷に入った当初の位は低いものでしたが、
皇帝唯一の皇子をもうけたことで、皇后にまでのぼりました。
また、聡明であったため気弱な皇帝の補佐として、西欧列強の進出など様々な問題をかかえていた当時の政治にも携わることになりました。
皇帝亡き後、五歳の幼帝を支える影の権力者となり、その幼帝も亡くなると、次に玉座に座った幼い甥の世でも、同じく西太后が実権を握りました。
満州族では伝統的に女性の地位が高く、それに対して清朝で主流の漢民族は、
女性の地位を認めません。西太后は実権を握ってはいましたが、
常に玉座の背面に立てられた衝立の後ろに座し、そこから判断や指示を出していました。
実力のある男子が不在であったこと、
皇帝や幼帝が次々と亡くなったこと、
彼女が聡明で断固とした決断ができたこと、
などが重なり、
およそ五十年間 西太后が実際の支配者である時代が続きました。
彼女は自分の後を継ぐ者を積極的に育てようとはしていなかったようです。
西太后が君臨していた時代、清朝中国に数々の難題がふりかりましたが、
強い支配者として中国を守り、また国内での産業や経済は彼女の治世中発展し、人口も増え、女子教育なども拓かれていきました。
、、、「血なまぐさい専制君主」?
このイメージの出どころは、
女性嫌いの某男性歴史家の記述に拠るところが大きかったのかもしれません、
と教授は話しています。
自身の研究を発表したのは1970年代で女性の社会進出がすすんできた時代だったので、とても注目をあつめたそうです。
以上、、、
ok♪
単語↓
animosity 敵意
misogyny 女嫌い
concubine 一夫多妻制の第一夫人以外の妻
weakling 虚弱者 病身者 弱い人
foot-binding 昔の中国の 纏足
☆単語ノートより☆
full-frontal 丸出しの
flux 流転 変遷
rectify 改正する
embezzlement 使い込み
wiretapping 盗聴
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
Day 24↓
https://osamposampo.hatenablog.com/
【学び】試験で自信がない、がなくなる勝利のポーズ\( ˆoˆ )/
不安なとき、緊張するとき、自信がないとき
でも、
絶対キメたいことがあるとき
成功したいとき
例えば資格試験や就職の
大事な面接に挑戦するとき
ぜひやってください
誰にも見られない場所(トイレの個室など笑)で、
勝利のポーズ\( ˆoˆ )/
笑顔でバンザイ‼︎ガッツポーズ♪
2分間‼︎
今日話していたAさんが、ネイルの検定試験に向けて緊張している、怖い、自分に自信がないんですと言っていたので、以前、人からおしえてもらった勝利のポーズ♪を伝えました。私は、英検1級の二次試験の待ち時間にこれをして、合格をつかみました。英語どころか母国語でも人前で話すのが苦手で、自分に自信がなかった私にとって、殻を破るというか、一歩前に出るためのスイッチになりました。
「なんか、いける気が、して、きた、?」
という、ささやかな気持ちの変化が、
大きな行動の変化につながったように思います。
どうかAさんが積み重ねてきた努力を
最大限に発揮できますように♪
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました♪
こちらも↓↓↓
【BBCで英語学習】Day 22 スマホは若者に悪影響?~リスニング&アウトプットで記憶力アップに挑戦中!
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→"Tech does not impact teenage mental health"
BBC news Digital Planetより
英オックスフォード大学インターネット研究所の長年のリサーチによると、
スマホ、テレビなどのテクノロジーが、子ども達の精神面に悪影響を与えている、と言い切れるほどの十分な結果は得られなかったということです。
英国、米国のティーンエイジャー40万人を対象に行われたリサーチです。
ラジオが登場した時代、
テレビが登場した時代など、
新しいテクノロジーが普及してそれにのめり込む若者が増えるたびに、
「子どもに悪影響」ということが言われてきました。
モノは使いよう、ということですね。
使いよう、の優れた事例としてAfrica Tech Weekという試みがあります。
パソコンの普及を進めて、子どもたちの教育に活かそうとしています。
アフリカでは、女子の教育について、まだ家事の役割の担い手であることを優先するような考え方が、育てる側にも強くあるようです。
そこで、教育の対象を、子どもの母や祖母達にも広げていく取り組みをしています。
私が印象的と思ったのは、編み物の仕組みをパソコンでコーディングに転用して、
お母さんやおばあちゃん達に実際に見てもらって、テクノロジーの素晴らしさとそれを学んで女子がキャリアを持てた場合の未来を描けるような場を設けていることです。
家庭で、「そんなもの勉強していったい何になるの」
と思われているのと、
「学校で学ぶことで、この子の素晴らしい未来が、キャリアが築ける」
と思われているのと、
その差は、はかりしれないですよね。そこに着目して推進している方々の努力に感動しました。
アフリカの少女たちの未来が、輝かしいものでありますように、、
☆単語ノートより小チェック☆
leverage 影響を及ぼす 活用する 強化する
blue helmet 国連の国際休戦監視部隊
redemption 償還 買戻し
exemplify 例証する
supernova 超新星
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。
Day 23↓
https://osamposampo.hatenablog.com/
【BBCで英語学習】Day 21 昆虫愛 虫めづる姫たち〜リスニング&アウトプットで記憶力アップに挑戦中!
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アリ探求家の島田拓さんという方のことをテレビで知りました。この方も素晴らしいご活躍をされていますが詳しくは情熱大陸をご覧ください♪ それで、以前聴いたこの回を思い出しました。
→"Women who love insects"
BBCnews CrowdScienceより
「昆虫に夢中な女性たち」
ふたりの女性の昆虫学者が登場します。
グアテマラ出身カロリーナさん
「蚊」が専門でマラリアの撲滅に向けての研究を続けています。
グアテマラの大学で医学部に進み、分子レベルの研究の方に惹かれ、この道に進みました。
人類のマラリアとの闘いは長いですが、撲滅に向けての一助になれるよう奮闘しています。
カナダ出身のジェシカさん
「トンボ」が専門で、シロアリやゴキブリの研究もしています。
彼女はカナダの祖父母から自然の素晴らしさ、虫の美しさをおしえてもらいこの道に進みました。
昆虫は、恐竜よりも植物よりも昔から地球にいて、自然は彼らの働きから多大な恩恵を受けています。
その不思議、素晴らしさに魅せられて、謎を解き明かそうと、
そしてより良い世界になるようにと
努力を続けてくださる方々に、私は心から感謝と尊敬の念を抱きます。
アリ、トンボ、蚊、シロアリ、ゴキブリ、、、
自分が好きで熱中していることで、誰かの役に立つことができるってほんと素晴らしいですね。
単語↓
entomology 昆虫学
termite シロアリ
dragonfly トンボ
decompose 分解する
⭐︎単語ノートより小チェック⭐︎
saliva test 唾液検査
hallmark 特徴
jab 皮下注射
tweak 微調整する
follow suit 追随する
今日も最後までお付き合いくださりありがとうございます。
Day 22↓
【BBCで英語学習】Day 20 「優しさ」は伝染する〜リスニング&アウトプットで記憶力アップに挑戦中!
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→"Is kindness contagious?"
BBC news Health Checkより
導入部はコロナワクチンの話題で、本題は開始6分頃からです。
「優しさは伝染するの?」
内容は、、、
タイの生命保険会社のCMで、若い男の人が仕事帰りに出会う人々に、荷物を持ってあげるなど思いやりのある行動をしている作品があり、観る人の心を動かし優しい気持ちになります。
ネットでも話題になりました。
「優しさ」kindnessを、UCLAの心理学者で人類学教授ダン・フェスラー氏Daniel Fesslerは、
「相手のためにしてあげたいと思ってする行為で、見返りを求めないもの」
と定義します。
そして優しさは、
1.してもらった人
2.した人
さらには、
3.それを見た人
の幸福感をアップさせるだけでなく、
誰かに優しくしたくなるという伝染の効果もあるといいます。
それを示す実験もあります。
冒頭のCMをみせた人のグループは、
別の、スポーツ選手の運動の動画をみせたグループと比べて、
寄付をした人が驚くほど多かったという結果でした。
優しさは伝染し、その優しさにふれた人の幸福感がアップし、さらに伝染し、、
という好循環が期待されます。この優しさの伝染の効果を、ストレスの多い職場などでも活かせられるでしょうか。
でもまずは、、、
自分自身が憔悴しているとき、疲弊しきっているとき
そんなときは、
優しさkindness、思いやりcompassionを、
自分に向けましょう。
自分を労りましょう。
自分を癒しましょう。
ただ、利己的で皮肉ぽくなっていたりイライラしていると気づいたなら、
誰かに親切にすることで、
そして人に喜ばれることで、
ストレスが軽減して自分に自信を取り戻せたり、心の面でも仕事の面でも良い方向に作用したりすることが報告されています。
しんどいねん‼︎そんなの無理!
という人に、番組から提案
週に一度ときめて、なにか簡単な
「5分でできる親切」を誰かに
例)人と人を紹介する、誰かの行いを認めてあげる、役に立ちそうな情報を教えてあげる、など
私は聴きながら、
「和顔施」ということばが浮かびました。
これなら、できそかな
単語↓
amplify 増幅する 拡大する
antidote 解毒剤
well-being 幸福
alleviate 苦痛などを軽減する 楽にする
☆単語ノートより小チェック☆
compassion 思いやり
empathy 感情移入 共感
burnout (心身)燃え尽き
tremor 小さな地震
brain stem 脳幹
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
Day 21↓
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【学び】雨が降る仕組み、、、母のまちがいでした
ある日、
「ママの言ってたこと
間違ってたことが
今日わかったわ、、、」
娘が、ぽつり。
私、どきり。
小さい頃、降る雨のしずくを飲んでみたいという娘に、あかんよーと言って
「もっといっぱい降るまで待って、お空のほこりとかが綺麗になった雨水なら、いいよ。」
と言っていた
のだそう、
でも。
「学校の授業で、空の上で水蒸気が、空気中の埃やちりとくっついて水の粒ができて雲になって、雨になって落ちてくる。だからどんなに降っても降っても、どの雨粒にもほこりが入ってると習った。」
のだそう、、、
母の間違いでした、ごめんなさい〜
まなび、の項目に入るから、
これもアウトプットして、覚えよう♪
そうは言っても、
雪ならば集めて器に入れてカキ氷とか、
してみたいなぁとおもう私です。
【BBCで英語学習】Day 19 線虫 C.elegans ミミズじゃなかった〜リスニング&アウトプットで記憶力アップに挑戦中!
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Day 17がナメクジだったので
今日は、ミミズ
→"How a worm helped explain human development"
登場したのはCaenorhabditis elegans
(読み方、サイノハブダイティスエレガンスときこえます)
略してC. elegans という、
線虫nematode worm でした。
なんか思っているミミズwormと違ってた、、、
この線虫に着目したのは、南アフリカの生物学者シドニー・ブレンナー氏 です。
C.elegans は、他の線虫と異なり土壌中にみられ、
成虫でも大きさ1ミリ、
細胞数は1000個ほど、
神経細胞は300ほど
1960年代に、氏はこの線虫をモデル生物として用いて生物の細胞レベルの発生、分化、変異、など様々の基礎生物学の研究を進めていきました。
このC. elegans
1.身体が透明だからすべての細胞の発生、分化、遺伝子の変異、状態が見える
2.小さいので、顕微鏡に収まって観察しやすい
3.小さいので、大量に飼育でき、変異などが発見しやすい
「サイだと、大きくてやりにくいからね」とブレンナー氏は言っていたそう(笑)
偶発的な遺伝子の変異により、健康なまま寿命が10倍も延びた線虫が出現したり、
細胞の自殺cell suicideについてわかるなど
この単純でとても観察しやすい生物で
細胞全体の解読、遺伝子の解析が成し遂げられたことは、
より複雑な生物であるヒトの病気の解明、エイジング、分子生物学の確立発展に大きく貢献しました。
シドニー・ブレンナー氏は2002年にノーベル生理学賞医学賞を贈られています。
C.elegans は2003年にスペースシャトルコロンビア号で宇宙に送られました。
コロンビア号の空中分解事故により宇宙飛行士7人が死亡しましたが、発見された実験装置の中でC. elegansは無事生存していたそうです。
以上、、、
こんな話だったとは〜
単語↓
plastic 柔軟な
disintegrate 崩壊する
nematode worm 線虫
⭐︎単語ノートより小チェック⭐︎
solace 慰め 安堵 苦痛の緩和
coin 新語句 嘘などを つくりだす
貨幣などを鋳造する
hardwired 〜することがなかなか直らない
affluent 富裕な
precarious 不確かな 不安定の 危険な
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
Day 20↓
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