ことのはのもり

~ここは 心のさんぽみち~

【BBCで英語学習】Day 19 線虫 C.elegans ミミズじゃなかった〜リスニング&アウトプットで記憶力アップに挑戦中!

Are your earphones ready? Let's fly high!

BBC news world service で英語学習 続いてます。

イヤホンつけて、目を閉じれば、海外気分♪

 

 

Day 17がナメクジだったので

今日は、ミミズ

 

→"How a worm helped explain human development"

BBC news Witness History より

 

登場したのはCaenorhabditis elegans

(読み方、サイノハブダイティスエレガンスときこえます)

略してC. elegans  という、

線虫nematode worm でした。

 

なんか思っているミミズwormと違ってた、、、

 

この線虫に着目したのは、南アフリカ生物学者シドニー・ブレンナー氏 です。

 

C.elegans は、他の線虫と異なり土壌中にみられ、

成虫でも大きさ1ミリ、

細胞数は1000個ほど、

神経細胞は300ほど

 

1960年代に、氏はこの線虫をモデル生物として用いて生物の細胞レベルの発生、分化、変異、など様々の基礎生物学の研究を進めていきました。

 

このC. elegans

1.身体が透明だからすべての細胞の発生、分化、遺伝子の変異、状態が見える

2.小さいので、顕微鏡に収まって観察しやすい

3.小さいので、大量に飼育でき、変異などが発見しやすい

 

「サイだと、大きくてやりにくいからね」とブレンナー氏は言っていたそう(笑)

 

偶発的な遺伝子の変異により、健康なまま寿命が10倍も延びた線虫が出現したり、

細胞の自殺cell suicideについてわかるなど

 

この単純でとても観察しやすい生物で

細胞全体の解読、遺伝子の解析が成し遂げられたことは、

 

より複雑な生物であるヒトの病気の解明、エイジング、分子生物学の確立発展に大きく貢献しました。

 

シドニー・ブレンナー氏は2002年にノーベル生理学賞医学賞を贈られています。

 

C.elegans は2003年にスペースシャトルコロンビア号で宇宙に送られました。

 

コロンビア号の空中分解事故により宇宙飛行士7人が死亡しましたが、発見された実験装置の中でC. elegansは無事生存していたそうです。

 

以上、、、

 

 

こんな話だったとは〜

 

 

単語↓

plastic 柔軟な

disintegrate 崩壊する

nematode worm 線虫

 

⭐︎単語ノートより小チェック⭐︎

solace  慰め 安堵 苦痛の緩和

coin   新語句 嘘などを つくりだす

    貨幣などを鋳造する

hardwired 〜することがなかなか直らない

affluent  富裕な

precarious 不確かな 不安定の 危険な

 

 

最後までお付き合いくださりありがとうございます。

Day 20↓

https://osamposampo.hatenablog.com/