Are your earphones ready? Let's fly high!
BBC news world service で英語学習 続いてます。
イヤホンつけて、目を閉じれば、海外気分♪
Day 17がナメクジだったので
今日は、ミミズ
→"How a worm helped explain human development"
登場したのはCaenorhabditis elegans
(読み方、サイノハブダイティスエレガンスときこえます)
略してC. elegans という、
線虫nematode worm でした。
なんか思っているミミズwormと違ってた、、、
この線虫に着目したのは、南アフリカの生物学者シドニー・ブレンナー氏 です。
C.elegans は、他の線虫と異なり土壌中にみられ、
成虫でも大きさ1ミリ、
細胞数は1000個ほど、
神経細胞は300ほど
1960年代に、氏はこの線虫をモデル生物として用いて生物の細胞レベルの発生、分化、変異、など様々の基礎生物学の研究を進めていきました。
このC. elegans
1.身体が透明だからすべての細胞の発生、分化、遺伝子の変異、状態が見える
2.小さいので、顕微鏡に収まって観察しやすい
3.小さいので、大量に飼育でき、変異などが発見しやすい
「サイだと、大きくてやりにくいからね」とブレンナー氏は言っていたそう(笑)
偶発的な遺伝子の変異により、健康なまま寿命が10倍も延びた線虫が出現したり、
細胞の自殺cell suicideについてわかるなど
この単純でとても観察しやすい生物で
細胞全体の解読、遺伝子の解析が成し遂げられたことは、
より複雑な生物であるヒトの病気の解明、エイジング、分子生物学の確立発展に大きく貢献しました。
シドニー・ブレンナー氏は2002年にノーベル生理学賞医学賞を贈られています。
C.elegans は2003年にスペースシャトルコロンビア号で宇宙に送られました。
コロンビア号の空中分解事故により宇宙飛行士7人が死亡しましたが、発見された実験装置の中でC. elegansは無事生存していたそうです。
以上、、、
こんな話だったとは〜
単語↓
plastic 柔軟な
disintegrate 崩壊する
nematode worm 線虫
⭐︎単語ノートより小チェック⭐︎
solace 慰め 安堵 苦痛の緩和
coin 新語句 嘘などを つくりだす
貨幣などを鋳造する
hardwired 〜することがなかなか直らない
affluent 富裕な
precarious 不確かな 不安定の 危険な
最後までお付き合いくださりありがとうございます。
Day 20↓
https://osamposampo.hatenablog.com/